徒然備忘録

雑記。

鬱病になった話

まさか自分が心の病に罹るとは。
鬱病と診断され一番驚いたのは、当の本人たるこの私である。
縁のない病気だと思っていた。まさか自分が鬱病に罹るなんて。

 

f:id:godin:20170815011345p:plain

 

発症と症状

この時点では、鬱病の症状として自覚していたわけではなく、
単なる気分的な問題だと思っていた。

何をしても面白さを感じなくなる:集中力及び思考力の低下 

趣味であったゲームや読書に、全く魅力・面白みを感じなくなった。
その理由は、仕事が行き詰まっていることによる思考の支配だ。

「こんなことをしてる場合では…」
「遊んでる暇があるなら、何か案を考えねば…」

上記のような調子で、何をしていても思考に仕事が割り込んでくる。
一つのことに集中ができなくなり、それにより考えがまとまらなくなった。
当然、何をしてもうまくいかず、面白くない。

とにかく朝が来るのが嫌だ:睡眠障害 

主な理由は、以下の三点だ。

「興味の薄い部署へ異動となっていた(会社としては仕方のない選択であった)」
「進捗の悪い自分のプロジェクトを上司に報告しなければならないプレッシャー」
「クライアントから要求されている質での仕事が出来ていない」

仕事行きたくない → 朝が来るのが嫌だ → 寝ると朝が来る → 眠りたくない

おめでとう、睡眠障害の完成だ。
朝が来るのが嫌、という感情は日本人の殆どが共有している感情だろう。
だからこそ、私自身も変だと思うことはなかった。

自分の力不足による劣等感:希死念慮 

異動先は、未経験の職種であった点。
慢性的な人員不足に陥っており、未経験の私も当然即戦力扱いであった点。
クライアントからの要望は容赦なく、それゆえ上司からもある程度の質を求められる点。
幸い、それを手伝ってくれる同僚・先輩たちがいた点。
私自身のスキルも伸びていることを実感してはいたものの、やはり即戦力レベルと比較されれば劣る点。

求められるレベルでの結果を出すことが出来ず、
それは手伝ってくれた同僚たちへの罪悪感へと変わっていった。
そして罪悪感は、劣等感へと変わっていく。
劣等感は、希死念慮へと変わっていく。

とにかく悩む毎日:慢性頭痛・食欲減退 

常に仕事のことが頭から離れなくなったことは上記の通りで、
その副産物として現れたのが慢性的な頭痛である。
四六時中鈍痛に悩まされ、考える事自体が苦痛となっていく。
それは食にも顕著に現れた。
会社にいる間は同僚と昼に行くことが多く、少なくとも一食は口に入れていた。
しかし、休日に至っては一食も食べないことが増えた。
食べなければいけないことは、わかってはいるのだが…。

力が入らず物が持てなくなった:身体の震え 

初期症状の自覚から三ヶ月。
初めて会社を休むことになる朝、主に腕を中心に全身が震え、物が持てなくなった。
力が入らない。スマホすら持てなくなって、さすがに病院に行くことを決意した。

初診

一発アウト:重度の鬱症状 

ネット上で見れる鬱病検査の問診は、案外アテになる。
なぜなら、実際に病院に行くとほとんど同じような問診を受けるからだ。
少しでも鬱の自覚がある人は、実際にやってみると参考になるかもしれない。

www.jiritunavi.com

問診と専門医によるカウンセリング、採血を行った結果、
一発で診断書、休職となった。
普通は初診で診断書が出ることは稀であるらしいが、
症状が重い場合は例外もあるとのことだ。

まとめ

縁のない病気だと思っていても、一瞬で沼に引きずり込まれるのが鬱の怖さだ。
パワハラモラハラが原因で鬱になる人も多い一方、私のように、誰のせいでもない鬱病なるものも存在する。
とにかく自分を追い込みすぎたことが原因の一つだったが、どうすれば回避できたのか、今考えても難しい。
軽度でも、うつの自覚があるならば、早めに通院することを勧める。
ワントリガーで底まで落ちる。そうなってからでは、手遅れだからだ。

本当に驚くほど気分が落ちこみ、全てに絶望する。
きっとこの感覚は、鬱にならないとわからない。
ある種、貴重な経験をしていると思って、療養に努めている。
復職には、まだ時間がかかりそうだ。